ヒストリアン 1.2
歴史好きの方には絶対おすすめの小説です。
ルーマニアのドラキュラ伝説の謎を追い求める16歳の少女が主人公です。
これまで彼女の死んだ母親のことについて語ってこなかった父親が、ヨーロッパ
各地を親子で旅するうちに、少しずつ彼女に語り聞かせます。しかし、その父親
も突然消息を絶ち・・・。
クロアチア、ルーマニア、ブルガリアといった東欧の都市や、トルコのイスタンブ
ールなど、一度は行ってみたい場所が次々と現れるのが、私にとって一番の
この小説の魅力でした。そこに時代の異なる3つの人間ドラマが折り重ねられ、
この小説のミステリアスな要素を際立たせています。章を読み進めるたびに時代
がしばしばジャンプするのですが、その間合いが絶妙で時間旅行をしている感覚
に陥ります。
海外旅行好きの方でも、東欧に行かれた方はまだ少ないのではないでしょうか?
この小説と琴欧州が、今年日本に東欧ブームを作り出す、と個人的には確信して
います。
ハリウッドで映画化される予定もあるそうで、NHKさんのページもぜひご覧ください。
ところで、「ヒストリアン」というタイトルを見て「シュシュトリアン」を思い出したのは
私だけでしょうか?
出版社 日本放送出版協会
著 者 エリザベス・コストヴァ 高瀬素子
税込価格 1,785円(本体1,700円+税)
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