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特集は小金井ですが、私が魅せられたのはJR五日市線の記事。
親から「五日市線と青梅線は別々に走っていたんだ」とか
聞かされてはいましたが、いまいちピンと来ていませんでしたが、
この記事を読んで目からうろこです。東京都下でこんな大規模な
路線が廃線になっていたんだ、(いばれる事ではないですが)と
感慨もひとしおでした。それでも一部は中央線直通に利用されて
います。
地元の人もしくは鉄キチ(今でもこんな言葉あるんでしょうか)でないと
ちんぷんかんぷんな話題ですね。すみません。
出版社 多摩情報メディア多摩らいふ倶楽部事務局
発売所=けやき出版(立川)
税込価格 500円(本体476円+税)
田中角栄の盟友、小佐野賢治の伝記的ドキュメントです。
なんとなくすごい人、としか知りませんでしたが、若くして
財を築き、次々と買収を繰り返して事業を拡張する様が
生々しく記されています。バス会社って儲かったんだなぁ。
東急グループの五島慶太もずいぶん小佐野賢治をバックアップしていた、
というか利用していたんですね。
奥さんが学習院出の華族でとっても美人な方ですが、
結婚するまでの描写に比べて、結婚してからがあまり登場しないのが残念でした。
そんな小佐野賢治の築いた国際興業も2004年にはサーベラスの傘下に。
盛者必衰というところでしょうか。
出版社 大和書房
著 者 大下英治
税込価格 800円(本体762円+税)
ナポレオンのエジプト遠征を舞台にした歴史巨編
かと思って読んだんですが、大半はファンタジーでした。
作中で美しい女語り部がつむぎだす長い、長い物語・・・。
ちょっと長すぎるのでは?おかげで3巻読み終わるのに
1週間かかってしまい、このブログもしばらく更新できま
せんでした。
めずらしく、アラビアをテーマにしていて、著者のアラビア文化に対する
含蓄の深さもなみなみならぬものがあるので、異国情緒に思う存分
ひたれます。3巻ありますから、精神的ゆとりをもって、広大な幻想世界に
どっぷりどっぷりつかってください。
英題はThe Arabian Nightbreedsとなっていて、英語の
原本を著者が訳したということです。これはデレク・ハートフィールド
ないしユージン・キナミのたぐいかと。
出版社 角川書店
著 者 古川日出男
税込価格 540円(本体514円+税)
「あなたの知らない」と言われても、そもそも「精子競争」なる言葉
自体初めて聞きました。数少ない卵子を目指して、精子が我先にと泳ぐ
アレですが、さまざまなドラマが隠されているそうです。
浮気の時の射精の方が精子の数が多いとか、ペニスの形は他の
男性の精子をかき出すためだとか、興味深い事実が記されています。
女性の売春やマスターベーションにまで、種を存続させるための意味
付けがなされています。ちょっとぶっ飛んだ見解じゃないのかな?
ぜひ頭を柔軟にして読んでください。「よい種を残すにはたくさんの男性
と経験した方がいい」とか言って女性を口説くときのネタに使う御仁も
いるかも。
出版社 文藝春秋
著 者 竹内久美子
税込価格 520円(本体495円+税)
たかがプーさんの本と思って読んだら、とんでもありません。
私の生半可な哲学知識では理解し切れませんでした。
プーさんのまぬけな行動には実は哲学的な示唆に富んだ
深い意図があるそうです。たとえば、プーさんが、友達の
イーヨーにプレゼントしようと、はちみつをつぼに入れて
持って行きますが、プーさんははちみつを途中で自分で
食べてしまい、からのつぼを「便利なつぼだよ」とイーヨーに
プレゼントします。これは哲学者であるプーさんが古代ギリシャ
の円筒宇宙説をイーヨーに説明しようとしているのだ、とこの本は
解説しています。そんなこといわれても、ねぇ。
デカルトとか、ハイデッガーにちょっと興味がある、という人には
おすすめできるかも。あと、ポイントが高いのはティガーが「トラー」
になっていること。ミッフィーちゃんがうさこちゃんだったように、
子どものころはティガーはトラーだったよな。
出版社 河出書房新社
著 者 ジョン・T.ウィリアムズ 小田島雄志 小田島則子
税込価格 819円(本体780円+税)
いよいよSEX特集が出ました。まっさきにレバノンやモロッコなど
イスラム諸国の女性の性についての現状についての記事が
掲載されているのは、さすがクーリエ・ジャポンです。
紛争に見舞われるレバノンですが、西欧の影響が強いのか
結構開放的なようです。
同じレバノンの話題ですが、イスラエルのヒズボラ攻撃については
イスラエルの新聞の記事と、英インディペンデントの記事が掲載。
イスラエル側からの紛争の視点がうかがえます。
また、韓国の有力紙「週間朝鮮」の安倍晋三特集も興味深いです。
先日クーリエ・ジャポン編集長が当店にお見えになり、このブログも
お褒めの言葉をいただきました。ありがとうございます!!
講談社
毎月第1・第3木曜日発売
定価:480円