« 2006年10月 | メイン | 2006年12月 »

2006年11月30日

これで宅建に合格しました 『らくらく宅建塾』

今回宅建に合格いたしました。使った本はこの週刊住宅新聞社の
『佐藤孝 らくらく宅建塾』。写真をごらんのとおり2005年度版。
すなわち、去年は落ちました。今年はもう一度2005年度版を教科書
として何度も読み、問題集『ズバ予想(よそ)宅建塾』の問題を解いて
わからなかったところを復習して、最後に『ズバ予想(よそ)宅建塾
直前模試編』で実力診断をしました。なんて偉そうなことを書いて
いますが、合格点ぎりぎりの34点だったので、もっと確実に合格したい
方は、通信教育や予備校に行くことをオススメします・・・。

しかし、時間やお金をかけず宅建をとりたい、という方は、この本1冊
で合格に必要な知識は全て入っています。あまりいろいろな本に浮気
せず、ひとつの本を読み込むことが合格の秘訣です(あ、そんなこと
書いたら本が売れないなぁ。でも事実です。)

マンガのような表紙ですが、内容はポイントを抑えてまとめてあります。
宅建の出題範囲は広いので、全て完璧をめざすのではなく、よく出題
されるところを確実に理解する必要があります。その点、この本はよく
できています。語呂あわせにも助けられました(中には、これはどうか
な、という語呂あわせもありますが)
「読書日記」とはいえない内容になってしまいましたが、これも一種の
読書ということで。

出版社 週刊住宅新聞社
著 者 佐藤孝
税込価格 2,940円(本体2,800円+税)

楽天ブックスへ

↓ランキングサイト登録中。この記事を気に入ったら1日ワンクリックしてください
人気ブログランキング【ブログの殿堂】

にほんブログ村 本ブログへ

2006年11月26日

『人のセックスを笑うな』山崎ナオコーラ

読み始めは主人公に共感できず、つまらないなぁ早く読み終わらないかなぁ
と思っていたのですが、中盤からふたりの恋愛の行方が気になり、急に
引き込まれていきました
。不思議な小説です。
19歳の主人公が20歳年上の女性とおつきあいするお話。主人公の名前は
『磯貝みるめ』、相手役の女性はどう贔屓目に見ても魅力の乏しい40手前の
女。これほど違和感のある設定なのに、なんで後半になって面白いと思えて
きたんでしょうか。うーん。
映画化も決定したそうです。これは難しいな。
ただのロマンポルノにならなきゃいいが。

出版社 河出書房新社
著 者 山崎ナオコーラ
税込価格 420円(本体400円+税)

楽天ブックスへ


↓ランキングサイト登録中。この記事を気に入ったら1日ワンクリックしてください
人気ブログランキング【ブログの殿堂】

にほんブログ村 本ブログへ

2006年11月24日

ミュンヘンの小学生 娘が学んだシュタイナー学校

私も人の親となり、教育どーするかなぁと読んでみました。
「シュタイナー教育」。名前は聞いたことあるけど、いったい
どんなものかはまったく知らず、障害者教育のようなイメージ
もありました。

人の成長は7年ごとに3段階で進み、あまり早い時期に抽象的
な知識を教えてもムダ。道徳的な教訓は決して人をよくしない
常識をくつがえされる考え方が次々と出てきます。

1970年代にミュンヘンで暮らした著者が、実際に自分の娘を
シュタイナー学校に通わせた経験を記した本ですが、30年以上
経った今も、斬新さを失いません。自分が受けてきた教育との
あまりの違いに、子育ての悩みはさらにいっそう深まってしまい
ました。


出版社 中央公論新社
著 者 子安美知子
税込価格 714円(本体680円+税)

楽天ブックスへ

↓ランキングサイト登録中。この記事を気に入ったら1日ワンクリックしてください
人気ブログランキング【ブログの殿堂】

にほんブログ村 本ブログへ

2006年11月20日

クーリエ・ジャポン

創刊一周年、おめでとうございます。
丸谷才一さんも「クーリエ・ジャポン」ご愛読のようです。

バラック・オバマという、45歳のアメリカの政治家の記事が
掲載されています。父はケニア人、母は白人のハーフ。
ケネディ並のカリスマ性を持ち、黒人層はだけでなく白人
からも支持を集め、アメリカ大統領選の最有力候補とも
目されているそうです。
全知全能の神にも擬されているGoogleですが、それに
敢然と立ち向かってるのが中国の検索サイト百度(バイドゥ)
です。なんと中国ではシェアNo.1。脅威です。強さの秘密は
エンターテイメント系の充実度。ちなみにチャン・チィーイー
(章子怡)を検索するとこんなのが出てきます。

メインの特集は世界を変える日本人。松坂大輔はともかく、
深澤直人ってだれ?という方はぜひ読んでみてみて。

講談社
毎月第1・第3木曜日発売
定価:480円

↓ランキングサイト登録中。この記事を気に入ったら1日ワンクリックしてください
人気ブログランキング【ブログの殿堂】

にほんブログ村 本ブログへ

2006年11月17日

裁判長!ここは懲役4年でどうすか

ライターの著者が裁判の傍聴体験をコラムに書くために何の前知識
もなく東京地裁を傍聴し、だんだんその面白さにハマっていくおはなし。
裁判員制度導入論に一石を投じる、というよりか、題名がしめすとおり
人の一生を左右する裁判を前にして、ノリはひたすら軽いです。不謹慎な
コメントもちらほら。いーのかな文春文庫で出版して。
必死に無罪を主張する弁護人を尻目に居眠りする被告人。女子高生の
ギャラリーを前に、ついついはりきってしまう裁判官。検事や弁護士も
含めて、全て等身大(というか矮小化された)人間の視点から描かれて
います。
私は裁判経験者ですが、まったくの未経験の人には刺激的な内容では
ないでしょうか。

出版社 文藝春秋
著 者 北尾トロ
税込価格 660円(本体629円+税)

楽天ブックスへ


↓ランキングサイト登録中。この記事を気に入ったら1日ワンクリックしてください
人気ブログランキング【ブログの殿堂】

にほんブログ村 本ブログへ

2006年11月13日

セブン・パワーズ

困難を乗り越えて生まれてこようとしているわが子に向けて、
経営コンサルタントの父親が書いた物語が本書です。
国の危機を救わんとして、若い騎士が暗闇に立ち向かって
行きます。
ベストセラーになった「Good Luck」と同じアレックス・ロビラ
の新作。大人が読んでも、子どもが読んでも、同じ感動を分か
ち合える、希望にあふれる物語です。

出版社 ポプラ社
著 者 アレックス・ロビラ 田内志文
税込価格 1,000円(本体952円+税)

楽天ブックスへ


↓ランキングサイト登録中。この記事を気に入ったら1日ワンクリックしてください
人気ブログランキング【ブログの殿堂】

にほんブログ村 本ブログへ

2006年11月07日

『チェーザレ』 惣領冬実

『ボルジア家の毒薬』の異名を持ち、マキャベリの『君主論』でも
恐怖を用いてよく人民を治めた人物として登場するチェーザレ・
ボルジア
。その彼を新解釈によってコミックに仕立て上げた好著
です。
歴史は常に勝者によって記され、敗者は往々にしてありもしない
汚名を着るもの。チェーザレ・ボルジアもその残虐性や近親相姦
疑惑ばかり取り沙汰されるが、彼のように人望を集めた人物が
そんな人間だったはずはない・・・とは私も思います。

まずは本作をごらんいただきたいですが、新解釈の一端をちょろ
っとお見せします。幼少時代のチェーザレ。うーん、かわいい

本作を読んで実感させられたのは、当時は大学のクラスのような
きわめて少数の人間たちの間で世の中が動かされていた、という
こと。
レオナルド・ダ・ヴィンチなど歴史上の人物が出てきますが、とって
つけた感もなく、リアルにストーリーにからんできます。個人的に
気になるのはジョバンニ君。典型的ないじめっ子キャラですが、
学力優秀。よく描いたものです。

出版社 講談社
著 者 惣領冬実
税込価格 780円(本体743円+税)

楽天ブックスへ


↓ランキングサイト登録中。この記事を気に入ったら1日ワンクリックしてください
人気ブログランキング【ブログの殿堂】

にほんブログ村 本ブログへ

2006年11月04日

香港大富豪のお金儲け7つの鉄則

著者は証券マンとして香港に駐在し、己の才覚だけを武器に香港の
桁外れな大富豪を顧客とした伝説的な方です。自ら香港の大富豪と
じかに接し、その経験を元にかれらがその巨万の富を築くに至った
「金儲けの鉄則」が一冊の本にまとめられました。
私も読んで目からウロコ。これまでの投資ノウハウ本に書かれていた
常識をくつがえす内容が満載です。

一例を挙げれば、ちまたの本には分散投資とか、ポートフォリオなどと
書かれていますが、香港大富豪の鉄則は「投資は分散するな。集中しろ。」
だそうです。私も多少株をやっておりますが、さっそく6〜7銘柄持って
いた株を整理。これは、と思う銘柄に絞り込みました。吉と出るか、凶と
出るか。連休明けが恐いな〜。

あ、自分の話ばかりで、本の紹介になってないですね。失礼しました。
題名にたがわず、華僑の投資ノウハウがコンパクトに紹介されています。
この本は「おすすめビジネス書」行きです。

出版社 幻冬舎
著 者 林和人
税込価格 1,365円(本体1,300円+税)

楽天ブックスへ


↓ランキングサイト登録中。この記事を気に入ったら1日ワンクリックしてください
人気ブログランキング【ブログの殿堂】

にほんブログ村 本ブログへ

『照柿』 上・下 高村薫

福生、羽村、拝島など、私にとって見慣れた地名が続々出てくるので
買ってみました。前から高村薫さんは気になる作家だったのですが、
作品を読むのは今回が初めてです。
羽村の部品工場や加美平団地の描写は、地元の人間から見ても非常に
リアルで、ウチの本屋が出てこないのが残念なくらいです。(不純な感想で
すみません)

ストーリーは読み応えがあります。二人の男を中心に話が展開して
いきますが、あまり重要とは思えない事件を執拗に追及する刑事と、
本当に愛しているのかわからない女に固執する妻子もちの男。
二人は、理性を持つものならば選ばない道を選択し、人生の暗がり
へと落ちていきます。文中に繰り広げられるさまざまな伏線が
次々とつながりあっていく様に興奮させられます。

出版社 講談社
著 者 高村薫
税込価格 680円(本体648円+税)


楽天ブックスへ


↓ランキングサイト登録中。この記事を気に入ったら1日ワンクリックしてください
人気ブログランキング【ブログの殿堂】

にほんブログ村 本ブログへ