『密命 見参!寒月霞斬り』 佐伯泰英
以前「居眠り磐音」を読みましたが、この「密命」シリーズのほうが
ハードボイルドで立合いシーンも迫力があります。佐伯泰英の
記念すべき時代小説第一作。
豊後の小藩、相良藩藩士の金杉惣三郎は、所蔵総数六万を超える
相良文庫の総目録と十冊の希覯本を伴って江戸に入った。しかし
それは藩の存亡がかかった、主君のある「密命」を帯びていた。
惣三郎は直心影流の剣の腕と持ち前の侠気で市井のトラブルを
解決し、江戸の人々の信望を集めていく。しかし、相良藩転覆を
たくらむ陰謀に、惣三郎のみならずその周辺の人々も、いやおうなく
巻き込まれていく。
最近17巻目が出版された長編シリーズです。たっぷり楽しめること
うけあいです。

