神を見た犬
ブッツァーティはイタリアの現代作家ですが、この『神を見た犬』は
幻想小説の短編集になっています。
ちょっと星新一を思い出させる作風ですが、もう少し人間の心の
奥底に踏み込んだ小説です。
ある男が病院に入院する。その病院は7階建てで、階が下になるに
つれて、病状の重い患者が入院する仕組みになっていた。男は
最初7階に入院するが、ベッドが足りないとか、治療の機械がないとか
いろいろ理由をつけられながら、徐々に下の階に移されていく。
以上が『七階』のあらすじですが、他にも惹き込まれる作品が数多く
収録されています。

