『論理と感性は相反しない 』 山崎ナオコーラ
学生のころ、塾の英語の先生が趣味で造花を作って
いたのですが、例えばバラを作る時も、現実にはない
色で作るそうです。なぜかと言えば、「造花で現実にある
花をまねてもつまらない。実際にはないものを作るから
おもしろい」のだそうです。
小説も、現実には起こらない話を作るからこそおもしろい
のかも知れません。
神田川歩美、矢野マユミズ、ボルヘスなど多彩な登場人物が
オーバーラップして登場する短編集です。
「人間が出てこない話」「架空のバンドバイオグラフィー」
など、かなり挑戦的な小説も収録されてます。
山崎ナオコーラさんはブックスタマにもひょっこり訪れてくれました。
これからも応援していきたい、素敵な方です。

