七つ星ホテル

新型コロナウイルスが落ち着いている中国では、すでに旅行需要が復活しています。中国で最も人気のある観光地は海南岛(ハイナンダオ)の三亚(サンヤー)です。台湾よりもさらに南にあり、熱帯気候に位置するので、美しい海岸と新鮮な海鮮料理を求めて、多くの観光客が訪れ、ピーク時のゴールデンウイークには日に6万から7万人の人が飛行場を利用します。マリオットやマンダリンなど、海外の高級ホテルチェーンがたくさん進出していますが、中国国内で最も高い、7つ星級(?)のホテルを紹介する動画が面白かったのでご紹介します。アトランティスホテルというホテルですが、ウォータースライダー付のプールに、水族館並みの豪華な水槽、世界各国の料理が楽しめるビュッフェとすばらしい設備です。ホテルの部屋からは海棠湾が一望でき、最高級ホテルにふさわしい景色です。三亚(サンヤー)が人気の観光地になっている理由のひとつは、2020年6月から自由貿易港となったため、免税店が利用できるという点です。この動画の最後の方に免税店の様子が写っていますが、高級ホテルかと思うほど巨大な免税店に、大勢の人が買い物に来ています。この動画で紹介されているポセイドンスイートは1泊150万円以上、普通の部屋でも1泊6万円くらいするようです。土豪(トゥーハオ:中国語でお金持ちの意味)でないと宿泊は難しそうです。