无情对 その2

无情对の例を挙げると

三星白兰地

五月黄梅天

「三」と「五」 「星」と「月」 「白」と「黄」は意味が関連しているのは日本語でもわかると思います。

「兰」は「蘭」の簡体字ですので「蘭」と「梅」は同じ花ですし、「地」と「天」も意味が反対になっていて5つの文字それぞれが対になる言葉になっていて、としては完璧です。

しかしその意味は

三星白兰地 =三ッ星のブランデー

五月黄梅天 =五月の梅雨の日

と、まったくナンセンスな組み合わせになります。

もうひとつ例を挙げると

桃李争荣日

荷兰比利时

「桃」(もも)と「荷」(はす)、「李」(すもも)と「兰」(ラン)はそれぞれ花の名前ですし

「争」と「比」はどちらも競うという意味につながっていますし、「荣」(栄)と「利」も意味は似通っています。

「日」と「時」もどちらも時間を指す言葉です。

こちらはどんな意味になるかといえば

桃李争荣日 =桃李は栄光の日を争い

荷兰比利时 =オランダ ベルギー

と、下の句はただの国名を並べただけになります。

ただの言葉遊びで、くだらなさの極致ですが、こうした役に立たない文化に触れるが、中国語学習の至福の時です。